忙しい毎日を過ごす現代人は、自分でも気づかないうちにさまざまな体の不調を抱えがちです。
はっきりした理由が分からない体調不良を整えるのに試してみたいのが、東洋医学の治療で行われる鍼(はり)です。
この記事では、鍼の特徴やメリットについて紹介します。
そもそも鍼とはどんなもの?
鍼はステレンス製の鍼を、体内に散らばるツボに指す治療法です。一見痛そうにみられる治療法ですが、直径0.2㎜以下の極細の鍼を使用するため、痛みを感じることはほとんどありません。
鍼は肩こりや腰痛など痛みの症状だけでなく、さまざまな病気の改善にも効果があるといわれています。近年の研究では、鍼でツボを刺激することで、脳の中枢神経から体内モルヒネが分泌されることが明らかになりました。
体内モルヒネが分泌されることで、特定の痛みを感じにくくなるメリットがあります。また、鍼で神経を刺激すると血行が促進されるので、自律神経を整える効果もあります。
鍼の歴史-日本に広まったのはいつ?
鍼の歴史をたどると、中国の石器時代までさかのぼります。日本に東洋医学の鍼が伝わったのは奈良時代。当時、中国から伝わった仏典とともに、東洋医学の書物も一緒に知れ渡るようになりました。
平安時代から江戸時代までは、西洋医学がまだまだ未発達の時代であり、鍼灸を含む東洋医学は、日本でも深く定着しました。
明治になりさまざまな分野の西洋化が進める中でも、鍼治療は民間療法として人気を集めます。このように、鍼治療は西洋医学よりも長い歴史を持っているのです。
鍼治療で効果があるとされる症状や病気
アメリカの研究によれば、鍼治療は以下の症状や病気に効果があるとされています。
- ・自律神経失調症、神経痛、更年期障害、月経不順
- ・肩こり、腰痛、関節炎、リウマチ
- ・高血圧、低血圧、動悸や息切れ
- ・喘息、風邪予防
- ・胃腸炎、肝機能障害、痔
- ・糖尿病、痛風
など
上記に挙げた症状や病気はごく一部なので、気になる症状があればチェックしてみるのもいいですね。
体の不調を改善するのなら檜風呂もおすすめ
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