「日本人はお風呂好き」と言われる中で、肩身を狭い思いをしているのが温泉嫌い派の人々。この記事では日本ではマイノリティ的な存在であろう「温泉嫌い」の理由は性格傾向について解説します。
「温泉嫌い」を主張する人々の理由
国内の旅行やレジャーと言えば、温泉観光が含まれることも多く、苦手意識を高めている一因にもなっていることも。温泉が嫌いな人が挙げる理由には、大きく分けて以下の3つの理由がみられました。
不衛生である点
温泉の衛生状態を気にする人の中には、以下のような意見が多くみられました。
- ・他人が入った湯船に入るのは気持ち悪い
- ・マットや床を介して、水虫などに感染するのが心配
- ・湯船に浮いている他人の髪や、他人の石けんの泡が流れてくるのが嫌
他人に見られる点
温泉と言えば裸の付き合い。温泉嫌いの人の中には、プライバシーへの配慮を理由として挙げている人もみられました。
- ・自分の体に自信が持てない。
- ・そもそも裸の付き合いが嫌だ
- ・他人とお風呂を共有するの苦痛
その他の理由
温泉嫌いの人の中には、衛生観念やプライバシーとは別のこと苦手意識を持っている人もみられました。
- ・外出するよりは家で過ごしたい
- ・温泉だとすぐにのぼせてしまう
- ・温泉の臭いが嫌い、湯が熱すぎる、旅館の刺身が嫌い 等
温泉嫌いの人達に共通する性格傾向について
温泉嫌い派な人の意見は、温泉大好きな人から見ると、納得できるような、それでいてもったない気もします。アンケートとは別に、温泉嫌いな人には一定の性格傾向が見られたので紹介します。
清潔好き
温泉嫌いな人は温泉好きの人と比べると、潔癖の傾向がみられました。温泉好きな人が気にならないことでも、温泉嫌い人は「不潔」「汚い」といった不快感を抱く傾向があります。
内向性が高い
温泉嫌いな人は温泉好きな人に比べて、内向的な傾向がみられました。温泉そのものが嫌いというよりは、温泉旅行など大がかりな外出に対して億劫に感じているようです。
一人が好き
温泉嫌いな人は温泉好きな人よりも、協調性が低い傾向があります。好き嫌いがはっきりしているため、自分が苦手なことに対してはっきりNOを言える人が多いといえます。
神経質傾向
温泉嫌いな人は温泉好きな人よりも、細かい点を気にする人が多いようです。他人の目やお湯の温度やにおい等、細かい点が気になって楽しめない原因になっているかもしれません。
温泉嫌いの人も楽しめる檜風呂
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参考:https://www.tsu.ac.jp/Portals/0/research/30/83-96.pdf