温泉大国と呼ばれる日本。国内の複数の温泉地を訪れたことのある人の中には、お湯の質の違い気付いた人も多いのではないでしょうか?温泉の湯ざわりは泉質によっても異なります。
そこで、温泉の泉質別の湯ざわりについて解説します。温泉巡りが好きな人はぜひ参考にしてみてくださいね。
温泉の湯ざわりと泉質の違い
温泉の湯ざわりを知っていると、泉質をざっくり知るのにも役立ちます。ここでは、温泉によくみられる湯ざわりと泉質についてみていきましょう。
ヌルヌルした湯ざわり
温泉でヌルヌルした感じがあるのは、アルカリ性の泉質によるものです。アルカリ性は皮膚の角質をマイルドに溶かすため、ヌルヌルした湯ざわりを感じます。
肌の洗浄効果が高いので、温泉に入った後は肌がツルツルになるため、「美人の湯」と呼ばれることも多いのも特徴です。
ピリピリした湯ざわり
温泉でピリピリと刺激を感じるのは、酸性の泉質によるものです。酸性の温泉は殺菌力があるので、ニキビなどの肌荒れや水虫にも効能があることで知られています。
お湯に刺激があるので、肌が弱い人は刺激を強く感じてしまうことがあります。温泉から上がったら、シャワーでかけ湯をするようにしましょう。
シュワシュワした湯ざわり
温泉に入っているとシュワシュワと感じるのは、二酸化炭素が含まれているためです。温泉に二酸化炭素が含まれていると、肌に気泡が付着するので、シュワシュワした感触があります。
付着した二酸化炭素は皮膚から吸収されて、血管を広げる効果があります全身の血行が促進されるので、ぬるめのお湯でも身体全体がしっかり温まります。
スベスベした湯ざわり
硫黄が含まれている泉質では、温泉に入ったときに肌がスベスベと感じます。硫黄には肌の角質を柔らかくする作用があるので、入浴後もスベスベした肌が続きます。
硫黄には殺菌効果があるので、アトピーなどの皮膚疾患にも効果的です。また硫黄泉の湯気は痰切りの効能もあります。
自宅で温泉気分を味わうのなら檜風呂
日本各地の温泉を巡るのもよいですが、毎日温泉気分を楽しみたいのなら、檜風呂もおすすめです。高級木材のヒノキ材をふんだんに使った浴槽は、さわやかな森林の香りが楽しめるので、温泉にいるような気分になれます。
檜風呂は自然素材で作られているので、見た目も触り心地も温かく、心身ともに深くリラックスすることができます。
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