ストレスがたまりやすい自粛生活で見直されているものに「和ハッカ」があります。和ハッカの香りをさわやかな香りは、ちょっとした気分転換にも役立ちます。この記事では、日本から古く親しまれている和ハッカについて紹介します。

 

和ハッカとは?その起源について

ハッカはミントの日本語であり、和ハッカは、「二ホンハッカ」というミントの一種です。和ハッカの特徴として挙げられるのが、西洋ミントに比べてメントールが多いことです。

メントールはさわやかな清涼感があり、古くから鎮痛剤や鎮静剤として用いられてきました。実際に、湿布薬にはメントールが用いられていります。

和ハッカの起源

少し意外なことですが、和ハッカの起源は中国からといわれています。和ハッカは江戸時代に中国から伝わり、岡山県・広島県・新潟県・北海道で栽培が始まりました。昭和時代には北海道のハッカ油の生産量は世界の7割を占めたそうです。

その後、安い合成ハッカが広まったことで、和ハッカの生産量は減少しました。近年は、伝統回帰や地域おこしのために、再び注目を集めています。

 

和ハッカの使い道について

すがすがしい気分が味わえる和ハッカは、お茶だけでなく、お菓子などの食品にも用いられています。普段の生活で和ハッカを楽しむにおすすめなのが、スプレーや精油を使うことです。

衣類やマスクにシュッとひと拭きすれば、さわやかな香りが漂い、気持ちをリフレッシュさせてくれます。自粛生活などストレスがたまりやすいときは、日本の昔ながらの香りをうまく利用するのもよいですね。

 

和の香りを楽しむなら檜風呂もおすすめ

和ハッカと並んで、多くの日本人が親しみを感じるのがヒノキの香りです。公衆浴場の檜風呂などを通して、小さい子どもでも香りを嗅いだことがある経験があるかもしれません。

檜風呂からする森林の香りは、フィトンチッドという香り成分によるものです。抗菌成分があるとされ、衛生の観点からも見直されています。

特別感のある檜風呂ですが、専門メーカーに依頼すれば、自宅に設置することも可能です。一日の終わりに檜風呂の香りを楽しみながらリラックスするのもいいですね。

江戸創業の(有)エステックアソシエイツでは、ベテラン職人による檜風呂の製作を行っています。自宅に檜風呂を設置したい方は、気軽にご相談ください。