ホテルや旅館に行くと、最初に部屋でふるまわれるお着き菓子。旅の疲れを癒すためのおもてなしのイメージがありますが、実は温泉にまつわる深い理由があります。
そこで、ホテルや旅館で出されるお着き菓子について解説します。
お着き菓子とは?何のために出される?
お着き菓子は、ホテルや旅館で部屋に案内された際に、最初に出されるお茶菓子のことです。お着き菓子の定番は、温泉まんじゅうなど地元の和菓子であることが多くなります。
宿に着いてお菓子が出される理由には、「遠くからはるばるお越し下さりありがとうございます」という意味があります。また多くの場合、お着き菓子は宿の売店でも販売されており、お土産菓子の販売促進の役割もあるでしょう。
お着き菓子が出される深い理由
宿でお着き菓子とお茶が出されるのは、温泉と深い関係もあります。温泉地に訪れた人の多くは、宿に着いて一休みしてから、浴場へ向かう人も多いでしょう。温泉に入ることは、意外にカロリーや体力を消耗します。
空腹の状態で温泉に入ると、立ちくらみや貧血を起こす可能性があります。一方で、入浴前にたっぷり食事を取ると、消化不良を起こしやすくなるリスクも。
そのため、お着き菓子とお茶を取ることは、適度に糖分や水分を補給でき、入浴に備えることができるのです。
ホテルや旅館に着いた後、早めに温泉に入りたい人は、お着き菓子を出されたら、お茶を一緒に早めに食べるのがよいでしょう。
入浴前のお菓子で自宅でも温泉気分を味わう
自宅で温泉気分を楽しみたいのなら、入浴前に自分で「お着き菓子」を用意するのもおすすめです。温泉ではなくても、入浴前に小腹を満たすことは、入浴中の体調不良を防ぐのに役立ちます。
土日などの休日には、少し手間をかけて、お気に入りのお菓子とお茶を一服してからお風呂に入れば、自宅でも温泉にいるような気分になれますよ。
自宅で温泉気分を楽しむのなら檜風呂
日本人は温泉好きといわれますが、仕事や学校が忙しいとなかなか温泉旅行へ出かけられない人も多いかもしれません。自宅でも温泉気分を得たい人におすすめなのが檜風呂です。
檜風呂は温泉施設の中でも定番の浴槽で、入浴中に森林の爽やかな香りを楽しむことができます。高級木材のヒノキ材で作られた浴槽は、見た目も触り心地も温かく、気持ちをほっとさせてくれますよ。
檜風呂の製作なら(有)エステックアソシエイツ
江戸創業の(有)エステックアソシエイツでは、ベテラン職人による檜風呂の製作をおこなっています。お客様のご希望や自宅の浴室に合わせてオーダーメイドの檜風呂をお作りします。
「お着き菓子」と檜風呂で、自宅でいつでも温泉気分を楽しみましょう。