日本の国土の3分2を占めるという森林。身近な生活でも、さまざまな木を見たり聞いたりすることはあっても、具体的な名前や特徴について知らない人も多いのでは?この記事では、国内の木の種類と特徴について紹介します。

日本の代表的な木の種類

先進国でもトップクラスの森林面積を誇る日本。森林国でもある日本は、ゆたかな自然による美しい景観スポットが数多くあります。日本の国土は東西南北と広がっているため、それぞれの地域の気候や風土に合わせて、さまざまな木の種類があります。ここでは、日本の代表的な木の特徴と主な用途ついて紹介します。

スギ

日本で最も多く植えられている木です。日本原産の木であり、その歴史は縄文時代までさかのぼります。床板や天井板などによく用いられています。

ケヤキ

「ケヤキ並木」という言葉があるように、街路樹として親しまれている木です。耐久性や高く、建築材や家具、和太鼓などの原料として使われることも。

クスノキ

ジブリ映画の「となりのトトロ」でも知られるクスノキは、ご神木のイメージを抱く人も多いでしょう。耐久性の強さとは裏腹に、木質は柔らかく加工しやすいという特徴があります。クスノキは彫刻や家具に使われます。

ヒノキ

日本の木材の中でも高品質として知られています。特有の香りや、表面を磨いた後の美しい光沢などの特徴があります。耐久性に優れているため、土台や柱、天井板など建物の重要な部分によく使われます。

日本最古の法隆寺はヒノキ材が使われている

日本だけでなく世界最古の木造建築物とされる法隆寺。法隆寺は1300年の歴史があるとされています。ヒノキは伐採後200年をかけて強度が高くなり、その後1000年は使えるといわれています。

歴史的にも価値が高い法隆寺は、定期的にメンテナンスが行われています。木造建築のメンテナンスでは、いったん全てバラし、傷んでいる木材を差し替えて、もう一度組み立てるのが一般的です。

1985年に行われた法隆寺の大修理では、ヒノキ材の差し替えも行われました。丈夫なヒノキ材は、内部まで傷むことはなかったそう。木材の表面にカンナをかけると、ヒノキの香りがするほど状態がよかったという話があります。

法隆寺が世界最古の木造建築であり続けるヒミツは、ヒノキにあるといえるでしょう。

檜風呂は高品質で耐久性の高い家具

高品質で耐久性の強いヒノキ材を使用した檜風呂は、自おすすめの家具のひとつです。檜風呂の設置を考えている人は、(有)エステックアソシエイツまでお気軽にご相談ください。