家に帰宅してから、ゆったりとした時間を過ごして疲れを癒す人は多いのではないでしょうか?一方で、休んでもなかなか疲れが取れない……という人も。

もしかしたら、お風呂の入り方を工夫することで、疲れが取れるかもしれません。

この記事では、疲れを取ってエネルギッシュに過ごすためのお風呂の入り方のコツについて紹介します。

 

そもそもなぜ疲れは起こる?

「疲れた」という言葉は、日常的によく使われています。一般に、体のだるさ、頭が重い、肩や首が凝りなど、一連の体の不調を「疲れ」として認識する傾向があります。

疲れを感じているとき、体の中のでは自律神経のバランスに乱れが生じています。特に、疲れている状態は、ストレスなどにより交換神経が優位になっている傾向があります。

交感神経は、体がアクティブなときに優位になる神経です。反対に、体がリラックスしているときに優位になるのが副交感神経です。

また、疲れの症状が重くなって「慢性疲労」といわれる状態になると、睡眠や休息を取っても、副交感神経が優位にならない傾向が分かっています。

 

疲れに風呂が効果的な理由

お風呂に入ることは、全身の血行がよくなるので疲れを取る効果があります。湯船に浸かることで、筋肉がゆるむので副交感神経が優位になり、リラックス作用を得られるためです。

疲れを取るためのお風呂の入り方

疲れを癒すのに役立つ入浴ですが、得におすすめなのがが「冷温交代入浴」です。

冷温交代入浴は、文字通り冷水と温水による入浴を繰り返すことです。具体的には、18℃くらいのシャワーの水を浴びたあと、42℃くらいの湯温のお風呂に入ります。回数の目安は9回です。

冷温交代入浴でポイントとなるのが、血管の収縮と拡張です。冷水を浴びると血管が収縮し、反対に温水を浴びると血管が拡張します。

これを繰り返すことで、血行がよくなり体の疲労の元となる老廃物質が排出されやすくなります。

冷温交代入浴法は、最初から冷たい水をかける必要はありません。少しぬるめの水から始めるとよいでしょう。数回行うだけでも、血行改善の効果が得られます。

※心臓等に持病のある人は、体に負担がかかる可能性があります。冷温交代法をするかどうかは、かかりつけ医に相談してから行ってください。

檜風呂でリラックスして疲れを取ろう

毎日の疲れをお風呂で取るるのなら、檜風呂を取り入れることもおすすめです。森林の香りがする檜風呂は脳をリラックスさせる作用があります。

また、木材の浴槽は見た目も温かく、気持ちを落ち着かせることができるでしょう。

(有)エステックアソシエイツは、ベテラン職人による檜風呂の製作も行っています。疲れがなかなか取れない人は、ぜひ検討してみてくださいね。