世界の中でも温泉好きで知られる日本人。火山帯に位置する日本は、全国各地に温泉が湧いている国でもあります。古くから日本人には季節の移り変わりを楽しむ習慣があり、温泉に入りながら自然の美しさを眺めていたことでしょう。この記事では、世界や日本の温泉の始まりについて紹介します。
人類史前からある温泉
温泉は火山の活発な地域で、地の深い部分から温水や蒸気などのガスを発生しているものをいいます。はるか昔、人類が生活を始めるずっと以前から、温泉は存在していました。地質学から温泉の歴史を遡ると、数万年前にもさかのぼるといわれています。
古代ローマ時代の書物には、すでに温泉に関する記述を見つけることができます。人間の生活において、電気やガスが使われるようになったのは、長い人類史からみればつい最近のこと。遠い昔から、温かいお湯が沸き出る温泉は、人々の娯楽だけでなく生活の必需品だったに違いありません。
古代書物にも記されている温泉の記述
日本の最古の温泉について、古代の書物には明確に記載されていません。しかし、いくつかの日本の古い書物にも温泉に関する記述がみられ、人々が温泉を親しんでいたことが分かります。
たとえば古事記には、当時の天皇が温泉に入った記録がされています。具体的には「伊予の湯(愛媛県の道後温泉)」「牟婁(むろぐん)の湯(和歌山県・白浜温泉)」「有間の湯(兵庫県・有馬温泉)」の入湯に関する記述があります。古事記にも記載されている3つの温泉は、「日本三古湯」として親しまれています。
これらの温泉地は、すでに観光地として開発されていますが、歴史に名高い温泉を楽しみたい人は、訪れてみるのもよいでしょう。
自宅で温泉を楽しめる檜風呂
歴史にゆかりのある温泉を楽しむのも一興ですが、なかなか旅行に出かける時間がないという人も多いかもしれません。大の温泉好きな人におすすめなのが、自宅のお風呂で温泉気分を味わうことです。
自宅で温泉気分を味わうには、バスソルトを使ったり、小物を旅館風のものにするなどの方法があります。温泉気分を本格的に味わいたい人は、自宅に檜風呂を設置するのもひとつの手です。
近年では、温泉好きが高じて、自宅に檜風呂を設置する人も増えています。檜風呂の深い香りは、温泉ムードを一層高めてくれるはずです。(有)エステックアソシエイツでは、自宅用の檜風呂の設置を行っていますので、お気軽にお問合せください。