世界の国々でも温泉好きで知られる日本人。一方で、温泉旅行にはよく出かけるけれど、自宅と同じスタイルで入浴をしている人もいるかもしれません。温泉をもっと楽しむのために知っておきたいのが、温泉の入り方です。この記事では、基本的な温泉の入り方について説明します。これから温泉旅行の予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.温泉に入る前に水分補給をしよう

温泉を入る準備として行いたいのが、水分補給です。入浴中は汗をかくため、身体の水分が失われます。特に、温泉など入浴中に失われる水分は800ml近くに及ぶといわれています。特に、温泉の場合、設定湯温が41~42度のところもあり、大量に汗をかくことで身体が脱水状態になる可能性も。

健康な人なら、温泉のお湯を飲んでみるという方法もあります(腎臓病のお持ちの人は、塩化系の温泉水を飲めないなどあるので、詳しくは主治医に相談してください)。

2.かけ湯をする

大浴場に行くと、まず一番に身体を洗うという人も多いでしょう。公共浴場で身体の汚れを落とすのはマナーです。一方で、大浴場に着いたらまずしてほしいのがかけ湯です。

かけ湯は汚れをさっと落とすだけでなく、湯温を身体に慣らす目的でも行います。最初は足先からかけ湯をして、少しずつ心臓のある胸の部分にお湯をかけてみてください。

かけ湯を終えたら、身体を洗いに行きましょう。

3.温泉に浸かる

身体を洗え終えたら、いよいよ浴槽に入ります。温泉の定番と言えば、頭にタオルをのせることです。実際に、頭にタオルを載せてみると、バランスが取れにくいと感じる人もいますが、メリットもあります。

入浴中は全身の血液が温まるため、頭がのぼせやすくなります。夏場には、水で濡らしたタオルをのせると快適に過ごせます。反対に、ヒートショックが心配な冬場には、お湯で濡らしたタオルを載せるのがよいでしょう。

温泉に浸かることは、意外と体力を消耗するので、小休止を入れながら入浴を楽しみましょう。

4.最後の上がり湯は避けよう

温泉に入り終わったら、シャワーで身体を流す人もいるかもしれません。温泉には肌によいさまざまな成分が含まれているので、上り湯はしない方がおすすめです。肌が弱い方で、温泉の刺激を強く感じる人は、さっとシャワーで流してみてください。

まとめ

温泉の正しい入り方を知れば、入浴による健康や美容効果アップします。紹介した内容は自宅のお風呂でも応用できます。自宅でも温泉気分を味わいたい人は、自宅にエステックアソシエイツの檜風呂の設置をするのもおすすめです。