2023年のロシアのウクライナ侵攻により、燃料価格が高騰する中、街中の多くの銭湯経営者から不安の声が上がっています。この記事では、燃料価格高騰の影響を受けている銭湯を取り巻く状況について解説します。

 

ガスでお風呂を沸かす銭湯が多い

かつて銭湯は薪を使ってお風呂を沸かしていましたが、現在の主燃料がガスです。最近のガス燃料費の高騰により、経費が100万円以上増えているところも少なくありません。

湯沸かし用ボイラーを使っている銭湯もありますが、燃料となる重油の価格も上昇しています。

公衆浴場は料金が一律

燃料費高騰で経営が苦しい銭湯ですが、足かせとなっているのが入浴料金です。銭湯は公衆浴場であるため、入浴料金が自治体によって定められています。

今回の件を受けて、入浴料金の値上げをしている自治体もありますが、その額はわずか20円のところも。

実質的な影響を考えると、少なくとも50円以上の値上げが必要な銭湯も多くあります。銭湯は生活の一部という考えもあり、行政上、これ以上の値上げはできない事情もあるようです。

新型コロナにより銭湯へ客足が遠のいていることも、銭湯の経営悪化の要因となっています。

 

街中の銭湯へ通って経営を支援

今は多くの住宅に浴槽があるので、一昔前のように銭湯へ行く人は減っているかもしれません。インフレで家計が苦しい中ではありますが、街中の銭湯の存続のためにも、たまには銭湯に通ってみるのも良いでしょう。

多くの人がにぎわう銭湯は、日本文化のひとつであり、地域の人々のとの交流を楽しめます。お風呂上りのフルーツ牛乳など、銭湯ならではの風情を楽しんでみるのもよいですね。

 

銭湯へ行かない日は自宅の檜風呂で

銭湯に通うのもよいですが、入浴の機会が多いののはやはり自宅のお風呂です。自宅のお風呂をさらに楽しむためにおすすめなのが檜風呂です。

高級木材のヒノキ材を使用した浴槽は、森林のさわやかな香りを楽しむことができます。

檜風呂は見た目も触り心地も温かいので、心身ともにリラックスすることができるでしょう。

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