檜風呂の設置を検討している人のなかには、木製浴槽の保温性について気になっている人もいるのではないでしょうか?

木からできている浴槽は、一般的な樹脂製の浴槽よりも湯温が下がりやすいイメ―ジがありますよね。この記事では、木製浴槽の保温性について解説します。

 

木製浴槽の保温性はピカイチ

意外なことに様々な素材の浴槽の中でも、保温性に優れているのが木製浴槽です。たとえば、現在多くの家庭で導入されているのが樹脂の浴槽です。

木製浴槽と樹脂の浴槽の保温性について比較実験をしたところ、以下のような結果が出ました。

  • ・木製浴槽と樹脂の浴槽に42℃のお湯を張り、8時間後に計測。
  • ・(有)エステックアソシエイツの檜風呂の湯温は2~3℃の低下のみだった。
  • ・他社の木製浴槽は6℃の低下、樹脂製の浴槽は12℃の低下がみられた。

このように、木製浴槽では一般的な浴槽よりも保温力が高いことが分かります。

 

木製浴槽の保温力が高いわけ

一般的な浴槽より、木製浴槽の方が保温性に優れているという事実に、驚かれた人も多いでしょう。これは、木材が熱を伝えにくい性質を持っているからです。

樹脂に手で触れるとヒヤッとした感じがしますが、木製ではそのような感覚はありません。これは、木材に触れても指先の熱が奪われないためです。

特に、熱は高い方から低い方へ移動する性質を持っています。熱を伝えにくい木製浴槽は、湯の温度を逃がさずに保ち続けることができるのです。

木材は断熱材としても優れている

断熱材というと、その名前から保温性が低いイメ―ジを持つ人もいるかもしれません。実際には、熱を通しにくい素材の意味であり、熱の移動を抑える素材です。

そのため、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく保つ効果があります。断熱材としても優れている木製浴槽は、温かいお風呂も冷たいお風呂もお楽しみいただけます。

 

檜風呂は保温性・断熱効果に優れている素材

檜風呂に用いられるヒノキ材は、数ある木材の中でも優れた保温性と断熱効果があります。先に説明した実験結果でも、檜風呂の保温効果はひときわ目立ったものでした。

檜風呂は長い時間適温のお風呂を楽しめるので、長時間のお風呂に入りたい方、家族の多いご家庭にもおすすめです。

(有)エステックアソシエイツでは、厳選された高品質の檜風呂の製作を行っています。檜風呂の設置に興味のある方は、お気軽にご相談ください。