シルバー世代の方にとって、心筋梗塞や脳梗塞、認知症は、健康寿命を維持するのに予防したい病気です。これらの血管の病気は動脈と関わりがある一方で、近年毛細血管の状態も影響することが分かっています。

この記事では、毛細血管と動脈疾患の関係や、毛細血管を丈夫に保つポイントについて解説します

 

重大な病気と関わりのある毛細血管

心筋梗塞や脳梗塞など血管の病気は、突然発症して命を落とす危険性もある病気です。

また、認知症は直接命にかかわることはなくても、症状が進むにつれて、家族や自分自身の事まで分からなくなるため、生活の質に大きな影響を与えます。

高齢になってから特に注意したいこれらの病気は、動脈硬化が大きな原因となっています。その一方で、近年、体の細部にある毛細血管の状態が影響を与えることが分かっています。

 

毛細血管の不調が血管の病気を引き起こすメカニズム

体の細部にある毛細血管は他の血管と同じように、加齢や生活習慣により、詰まったりすることがあります。

詰まった毛細血管は、うまく回復しないと消えてしまうため、血流が悪くなり、結果として血圧の上昇を招きます。

特に、毛細血管が集まる重要な臓器が腎臓です。腎臓は老廃物をろ過して尿を作り出す機能があり、腎臓の毛細血管が衰えると、塩分と水分のバランスが上手く取れなくなり、高血圧や血管の病気を引き起こす原因となるのです。

 

毛細血管のケアで心がけたいこと

健康な体を維持するためには、加齢で衰え始めた毛細血管を鍛えることも大切です。毛細血管を鍛えるのに役立つのが、「血流をアップすること」「毛細血管の詰まりを防ぐこと」の2つ。

前者は主に運動によってケアし、後者は食事内容を見直すことで毛細血管の質を改善することができます。足腰が痛くて、なかなか運動する習慣が持てない人は、入浴で血行を促すのも効果的ですよ。

 

檜風呂で楽しく毛細血管をケアしよう

毎日の入浴で血行を促すのなら、ゆったりとした気持ちでお風呂に入りたいという人も多いでしょう。森林の香りがする檜風呂は、心身共にリラックスできるので、楽しみながら入浴ができます。

木の温もりを感じながら、血行を促すのいいですね。

江戸創業の(有)エステックアソシエイツでは、ベテラン職人の手による檜風呂の製作を行っています。檜風呂の設置に興味がある方は、気軽にご相談ください。