蒸し暑い日が続く中、熱中症で救急搬送される人が増えています。屋外でリスクが高い熱中症ですが、実は自宅内で起きてしまうこともあります。そこで今回は、自宅内で熱中症を起こしやすい場所と予防ポイントについて紹介します。
熱中症はどんな条件で起こる?
熱中症は高温多湿の環境で、体の体温調節がうまくできずに、体温が上がったり、体の水分と塩分バランスが崩れたりすることで起こります。
熱中症の症状は段階があり、のぼせや気分の不快を起こす初期のものから、意識障害や臓器不全を起こす重症度の高いものがあります。
特に、体温調節機能が未熟な子どもや、体温調節機能が低下している高齢者は熱中症を起こしやすいので、注意が必要です。
また、暑さの感じ方は個人差があり、疲れている時や暑さに慣れてない時は、熱中症を起こすリスクが高まります。
屋内で熱中症を起こしやすい場所
熱中症は直射日光を浴びる屋外だけでなく、風通しの悪い屋内でも起こります。屋内で熱中症を起こしやすい場所は以下です。
台所
台所は、調理で熱や蒸気が発生するため、熱中症を起こしやすい場所です。特に、朝食を作るときは、起きたてで飲食を十分にしていない状態で調理することも多く、さらにリスクが高くなります。
気温が高い日や体調が悪いときは、火を使った調理ではなく、電子レンジを適宜利用しましょう。炊飯器や電気ポットなど、蒸気が発生する家電は、こまめに電源を切るのもポイントです。
トイレ
屋内の熱中症が起こる意外な場所がトイレです。トイレは他の部屋よりも狭く、高温多湿になりやすい特徴があります。
また、鍵をかけて部屋に入ることが多く、熱中症で倒れた時に発見が遅れる原因になることも。
トイレでの排泄や掃除で滞在時間が長くなる場合は、窓を開けたり、換気扇を回したりしましょう。衛生面からトイレのドアを閉めっぱなしにする人も多いですが、適宜空気の入れ替えをするのもおすすめです。
浴室
熱中症は、気温が高い場所だけでなく、浴室のように湿度が高い場所で起こりやすくなります。湿度が高いと、発汗しても汗が蒸発しにくく、体温が下がりにくいためです。
熱中症を予防するために、お風呂の温度を低めにしたり、入浴時間を短くしたりしましょう。換気扇を回したり、窓を開けたりして、浴室内が蒸気でこもりすぎないようにすることも大切です。
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