ビジネス用語で使われる「適材適所」。その人の能力や特性に応じて、ふさわしい仕事につけることを意味します。

適材適所の語源となっているのは、実は木材建築といわれれています。この記事では、木材から見た「適材適所」について解説しています。

「適材適所」の言葉の由来

日常生活で浸かれる「適材適所」は。実は木材の建築現場だそう。古くから日本では木造建築が行われてきましたが、天然の木の種類は多くあり、特性が異なります。大工は各天然木の長所と短所を生かして、使い分ける必要がありました。

例えば、昔ながらの和タンスは、衣類の虫食いを防ぐために、防虫効果が高い桐を使用します。桐は温度調整機能も高いため、タンス以外の家具の材料にも適しています。

また、ケヤキは木材が硬くすり減りに強いため、昔は寺院や仏閣の建築に用いられていました。現在はケヤキの確保が難しく大量消費は難しいですが、木の特性を生かして、家具や彫刻の材料に使われています。

 

ヒノキ材の特性について

特有の香りと美しい色調が際立つヒノキも、古くから寺院や仏閣の建築材として使われていました。ヒノキ材は伐採後に、数百年かけて少しずつ強度を増す特性があります。

1300年もの歴史がある奈良県の法隆寺も、ヒノキ材が使われています。らに、針葉樹林の中でも水気に強いのに加え、熱伝導率が低いので火災にも強い木材であります。

このように、建築や家具で木材を使用する場合は、木の特徴をよく知って、適材適所で使用するのが大切です。

 

浴室の「適材適所」に檜風呂

高級木材として知られているヒノキ材は、木製浴槽の材料にも優れています。ヒノキ材は水に強いだけでなく、抗菌性があるので、浴槽のカビの発生を防ぐ効果があるためです。

何より、ヒノキ材が持つ森林の香りは、気持ちを落ち着かせ、心身をリラックスさせる効果があります。ご自宅に檜風呂があれば、毎日の入浴時間を極上にできるでしょう。

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