多くの人が比較的長い時間を過ごす「住まい」。実は住まいの環境と健康には密接な関係があり、脳の老化にも影響を与えることが分かっています。この記事では、若々しい脳を保つために必要な住環境のポイントについて解説しています。

 

寒い室内は脳が老ける

冷えた部屋にいると、外出だけでなく動くのも億劫になりがちです。慶応義塾大学の研究によると、室温の低い住宅で過ごす人は、脳に萎縮傾向があり、容積が少なくなっていることが分かりました。

また、5年後の追跡調査でも、暖かい住宅で過ごす人では、脳の容積に大きな変化がみられるのに対して、寒い住宅で過ごす人は、実年齢以上に脳の萎縮が進んでいました。

寒い環境では血管が収縮して血圧が上がるため、脳の血管にダメージや詰まりを起こしやすくなります。その結果、脳の機能低下につながると考えられています。

その他にも、寒い室内は呼吸器の病気を起こしやすくなったり、心臓のリズムに影響を与えたりすることが分かっています。

 

健康をもたらす住環境とは

日本ではあまりなじみがない住環境と健康に関するテーマですが、WHOによる基準もあります。WHOが重要視しているのが、住環境の室温です。特に、冬の室内は18度以上を保つことが大切とされています。

室内が寒いと、血管が収縮して血圧が上がりやすくなったり、睡眠の質が下がったりします。実際に、幼稚園児の登園調査によると、自宅が寒いと病欠の割合が2.6倍に増えたという報告もあります。

室内が暖かければ、冬の寒い時季も身体の温度を維持しやすくなります。春先でまだまだ寒さを感じやすいですが、特に高齢者や子どもは、住環境を暖かくして過ごすようにしましょう。

 

体を温めるのならお風呂がおすすめ

住居の室温は脳の状態にも影響を与えるため、なるべく室内を暖かくしようと考えている人もいるでしょう。身体をダイレクトに温めるのなら、お風呂もおすすめです。

湯船に浸かると、全身の血行が促進されて、脳にある細かい血管にも必要な酸素と栄養が届きます。脳の健康維持のために、室内を暖かくするのに加えて、お風呂で身体を温めるのもおすすめです。

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