楽しみながらできる健康法として、多くの人に取り入れられている温泉入浴。温泉は泉質によって、さまざまな効能があるといわれていますが、健康効果のメカニズムについて研究されています。この記事では、温泉の入浴で期待できる健康効果の根拠や内容について解説します。

 

温泉による健康リスクの変化について

日本有数の温泉地である別府市では、九州大学と地元の宿泊施設関連の組合で、温泉の健康効果に関する研究をおこなっています。研究では、毎日の温泉入浴により、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが下がる可能性が明らかになりました。

上記は仮説の段階であり、温泉が健康リスクを下げるメカニズムについてまでは分かっていません。泉質の種類ごとの健康リスクに関する検証実験では以下になりました。

  • ・単純温泉に男性が入浴すると。過敏性腸症候群の発症リスクが減少する
  • ・50歳未満の男性は、泉質にかかわらず温泉に入ることで、痛風のリスクが減少する

 

温泉で腸内フローラも変化

研究では単純温泉に入った男性の腸内にある、ビフィズス菌の数が増加しました。ビフィズス菌はヨーグルトにも含まれている乳酸菌の一種で、お腹の調子を整えたり、免疫など健康効果をもたらしたりすることが分かっています。

また、女性が温泉に入る場合も、腸内フローラに以下の変化がみられました。

  • ・単純温泉の入浴により、コプロコッカス(うつ病予防に関わりのある善玉菌)が増えた
  • ・50歳未満の女性では、塩化物泉の入浴により、フィーカリバクテリウム(免疫に関わる善玉菌)が増えた

このように、性別や年代、泉質によっても期待できる効果が異なります。気になる健康リスクに合わせて、温泉地を選ぶのも良いでしょう。

 

■自宅で温泉効果を得るのなら、檜風呂もおすすめ

健康効果が明らかになった温泉ですが、コンスタントに温泉に入るのが難しい人も多いでしょう。自宅で簡単に温泉の健康効果を得るのなら、檜風呂もおすすめです。

前述の研究では、温泉成分の薄い単純温泉の入浴でも、いくつかの健康効果がみられています。特定の泉質の効果を目指すのなら、温泉地にちなんだ入浴剤を使用するのもよいでしょう。

特に、高級木材であるヒノキ材から香る森林のさわやかな匂いは、脳に直接作用するので心身をリラックスさせる効果があります。檜風呂は木製浴槽なので、見た目や触り心地も温かく、五感を使ってお風呂時間を楽しめます。

檜風呂の製作は(有)エステックアソシエイツ

江戸創業(有)エステックアソシエイツでは、ベテラン職人による檜風呂の製作をおこなっています。当社の檜風呂はオリジナルのコーティングを施してるので、入浴剤も使用していただけます。

檜風呂に興味がある方は気軽にお問い合わせください。