近年、檜風呂を設置する介護関連施設も増えており入居者や家族から人気を集めています。この記事では、介護関連施設における檜風呂の設置について紹介します。

 

高齢になるとお風呂を拒否しやすい

介護関連施設で働いてる人のなかには、入居者から入浴を拒否されたという経験を持つ人も多いでしょう。お風呂には、体の清潔を保つだけでなく、ストレスを和らげる効果がありますが、体力も消耗します。

年を重ねると体が疲れやすくなるため、お風呂に入るのが億劫になるものです。また、入浴するのに介助が必要であれば、「裸姿を見られたくない」という思いを抱く入居者もいるでしょう。

大容量のユニットバスで、まるでイモ洗いのような流れ作業の入浴時間であれば、高齢者でなくても、お風呂を拒否したくなるものです。

施設の入居者の方に、スムーズに入浴してもらうには、いくつかのコツがありますが、高齢者の方が「お風呂に入りたい」と自分から感じることも大切です。

 

介護施設で檜風呂が人気

介護関連施設の入浴を再考するうえで、ポイントの1つとなるのが、お風呂で日常とは違う空間を提供することです。

たとえば、近年、介護関連施設のデイサービスでは、檜風呂を提供し、多くの入居者や家族から好評をいただいています。

また、介護度の高い入居者の場合、入浴が1日おきとなるケースがあります。これは、複数の介助者が必要になるため、毎日の入浴が難しくなるからです。

そんな人にとって、檜風呂で入浴時間が極上のリラックスタイムとなれば、介護の質はさらに上がるでしょう。

 

 介護度に合わせた檜風呂の提供

自宅や温泉施設と違って、介護関連施設で檜風呂を取り入れることは難しいと感じられる方もいるかもしれません。木製浴槽のメリットを生かして、介護度の状態によって、さまざまな形の檜風呂を提供できます。

日常生活が自立している入居者

入浴から着替えまで、自分の事をできる入居者であれば、一般的な家庭用サイズの檜風呂がおすすめです。

また、サービスの手厚い高級老人ホームの個室にもピッタリ。木製浴槽に手すりを組み合わせれば、転倒予防にも役立ちます。

入浴に介助が必要な入居者

入浴介助は介助者にとっても、体力のいる仕事です。浴槽の横に介助者が座れるスペースを設ければ、介助時の腰の負担を和らげることができます。

また、姿勢の保持が難しい入居者には、木製の背もたれを設置することも可能です。

会話が好きな女性入居者

従来の檜風呂というと、長方形の箱型の浴槽をイメ―ジする人もいるでしょう。最近では、丸いフォルムが美しいたらい型の檜風呂も人気です。

複数の入居者が同時に入れるので、会話にも花が咲くでしょう。

介護関連施設の檜風呂は(有)エステックアソシエイツまで

 

エステックアソシエイツでは、介護関連施設での檜風呂の設置も行っています。浴槽のデザインなどもお客様と相談しながら決定していきますので、お気軽にご相談ください。