毎日食べ物の消化や栄養を吸収する働きがある腸。近年、腸は消化だけでなく、さまざまな役割があることが分かっています。この記事では、まだ知らない人も多い腸の役割について解説します。
消化以外の腸の3つの働き
食べ物の消化や栄養素の吸収をする役割がある腸ですが、そのほかにも、免疫系・内分泌系・神経系の働きがあります。
腸は最大の免疫器官
消化管は口から肛門まで続いていますが、内側は色々な細菌やウイルスと接する場である、まさに「内なる外」といえます。多くの病原体と接する機会も多いため、腸には独自の免疫が発達しています。
ホルモン分泌も行う
体の機能はホルモンによる情報伝達によって維持されています。広い意味では腸もホルモン分泌を行う内分泌器官です。毎日の生活の中で感じる空腹感は、腸で食欲を促進するホルモンが分泌されることによって起こります。
脳に次いで神経細胞が多い
思考を司る器官は脳ですが、腸にも情報処理や伝達を行う神経細胞が存在するといわれています。意外な事実ですが、腸の神経細胞の数は脳や脊髄に次いで多く、脳からの指令がなくても機能することが分かっています。
腸は脳と対話する―脳腸相関についてー
腸には独自の神経ネットワークが広がっていますが、脳と情報を交換しながら相互に作用することが分かっています。腸と脳の情報交換は、上記に挙げた免疫系・内分泌系・神経系などの腸の機能を介して行われます。
まるで腸と脳が対話しているようですが、2つの器官の情報交換には腸内細菌が影響を与えているのだそう。腸内環境を改善して腸の健康を維持することは、さまざまなメリットがあるといえるでしょう。
腸を整えるには入浴もおすすめ
腸の働きを助けるには、バランスのよい食事や適度な運動がありますが、手軽に行えるのが入浴です。強いストレスを感じると便秘や下痢になったりすることがあるように、腸はストレスに弱い器官でもあります。
毎日の入浴により全身の血行が促進されれば、筋肉のコリもほぐれて心身共にリラックスすることができますよ。
檜風呂で腸の働きをサポート
腸の健康維持のためにお風呂を利用するのなら、檜風呂もおすすめです。
ヒノキ材の森林のさわやかな香りは、脳に直接作用してリラックスさせる効果があります。自然の美しさが引き立つ木目が楽しめるので、心も温かくなるでしょう。
江戸創業の(有)エステックアソシエイツでは、ベテラン職人による檜風呂の製作を行っています。自宅に檜風呂を設置したい方は、気軽にお問い合わせください。檜風呂のリラックス効果で腸の健康を維持しましょう。