古くから世界各国で身体の衛生やリラックス目的に親しまれてきたお風呂。実は、物理学の有名理論である「アルキメデスの原理」も入浴中に誕生したことをご存知でしょうか。この記事では、アルキメデスの原理やどのようにして発見されたのか解説します。

 

そもそもアルキメデスの原理とは?

物理の専門家ではない人でも、「アルキメデスの原理」について耳にしたことがある人もいるかもしれません。アルキメデスの原理は、中学理科で扱っている内容です。

原理ついて振り返ってみると、「水を張った容器に物を入れたとき、あふれ出た水の量と物の体積が同じである」という内容です。このアルキメデスの原理を日常生活の中で体験できるのが、浴槽いっぱいに湯を張ると、身体の体積分だけザバーッとお湯が出ていく現象です。

 

アルキメデスの原理はお風呂で誕生

物理学でも有名なアルキメデスの原理が生み出されたのは、なんと彼がお風呂に入っているとき。入浴中に、浴槽に入った時にお湯が流れ出ている現象にハッとひらめいたのでしょう。

体格のいい人ではあふれ出るお湯の量が多く、体の小さい子どもなどではお湯が流れる量も少なくなるのは、現代では当たり前のこともかもしれません。

アルキメデスの原理は浮力の発見ともつながっており、「流れ出たお湯の分だけ、物が軽くなる」という現象も発見されています。お風呂に入ると体が軽くなるのも、アルキメデスの原理から来ているのです。

ちなみに、古代ギリシャ時代、アルキメデスは王様から金の純度を調べる命を受けていました。水をいっぱい入れた容器に金を入れたときに、通常よりも少ない量の水が流れれば、その金は混ぜ物がしていることが分かります。

 

毎日のお風呂の中で学問を取り入れるのもアリ

リラックスタイムとして過ごせる入浴時間ですが、時にはアルキメデスの原理に思いをはせてみるのもいいですね。子どもがいる家庭なら、お風呂に入りながら実験をしたり、質問をしてみたりするのもよいでしょう。

浴槽いっぱいにお湯を張らない家庭でも、水位の変化でアルキメデスの原理を説明できますよ。

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