アジアとヨーロッパをまたぐトルコ共和国(以下、トルコ)。アラブ諸国からも近い場所に位置することから、乾燥気候のイメージがありますが、実は日本に並ぶ温泉大国でもあります。この記事では、トルコの温泉事情や人気の温泉スポットについて紹介します。

 

トルコの温泉事情

ヨーロッパに隣接する地域には積雪もみられ、トルコ内の三千もの源泉があります。温泉設備も良く整備されており、その数は300~500にものぼるそう。

しかしながら、日本人のほぼ全員が何らかの形で、娯楽目的のために毎年温泉施設へ行くのに対して、トルコでは八百万人にほど。これは人口のわずか1割程度にあたります。

近年では、トルコ内でもミネラルに富んだ健康によい水への関心が集まっています。温泉などの健康によい水は、リウマチ・循環器・婦人科・呼吸器・耳鼻科・神経科などの多くの病気の治療として利用されるようになりました。

 

トルコの人気の温泉スポットーデニズリ県パムッカレ

神秘的な光景が注目を浴びているトルコのパムッカレ温泉は、真っ白の石灰棚にターコイズブルーの源泉が広がります。白色と青色が一面に広がる世界で、ため息をつく人も多いでしょう。

水量はそれほど多くないため、肩までお湯に浸かることができませんが、足湯をすることができます。

パムッカレ温泉を一味違った方法で楽しむのにおすすめなのが、夕暮れ時。黄昏とともに空がオレンジ色に染まるので、日本では味わえない大自然を長めながら温泉を楽しむことができるでしょう。

 

ローマ時代の名残を感じられるテルマル

トルコの首都イスタンブールから南に位置するのはヤロヴァ県のテルマル。テルマルについて、耳にしたことがある人もいるのでは。

緑に囲まれたテルマルは4000年前から湧いている源泉で、ローマ帝国時代からオスマン帝国時代まで永くにわたって聖水として崇められてきました。

テルマルは観光客だけでなく、地元の人から親しまれている温泉地で、のどかな雰囲気を楽しめます。温泉水は硫黄・ナトリウム・カルシウムに富んでおり、入浴だけでなく飲用もOK。

トルコ観光でイスタンブールに立ち寄ったときに、少し車を走らせて立ち寄ってみるのもよいかもしれません。

 

自宅で温泉気分を味わうのなら檜風呂もおすすめ

海外旅行先で温泉スポットを発掘するのもよいですが、自宅でお風呂を楽しみたい方におすすめなのが檜風呂です。檜風呂というと、温泉施設のイメージがありますが、近年では自宅に設置する人も増えています。

江戸創業の(有)エステックアソシエイツでは、ベテラン職人による檜風呂の製作を行っています。木製浴槽に合わせた浴室リフォームにも対応しているので、檜風呂の設置に興味がある方は気軽にお問い合わせください。