このブログでも、銭湯や温泉について度々取り上げてきました。最近、銭湯図解という本が話題になっています。銭湯図解とは、銭湯の中の様子をイラストにしたものです。その銭湯図解の本が先月発売され、著者の塩谷歩波さんが情熱大陸に出演するなど、話題を呼んでいます。この記事では、銭湯図解と塩谷歩波さんについてまとめます。

塩谷歩波さんプロフィール

1990年生まれ。高円寺の銭湯・小杉湯の番頭兼イラストレーター。
銭湯再興プロジェクト主宰。早稲田大学大学院(建築専攻)を修了後、有名設計事務所に勤めるも、体調を崩す。休職中に通い始めた銭湯に救われ、銭湯のイラスト「銭湯図解」をSNS上で発表。
これが評判を呼び、小杉湯に声をかけられ番頭として働くようになる。
現在、Web媒体の「ねとらぼ」で「えんやの銭湯イラストめぐり」、雑誌『旅の手帖』で「百年銭湯」を連載中。
NHKドキュメンタリー「人生デザイン U-29」など数多くのメディアに取り上げられている。

好きな水風呂の温度は16度。

※銭湯図解公式サイトより引用

 

銭湯図解について

銭湯図解は、もともと塩谷さんが訪問した銭湯のイラストをTwitterで発信していたのが始まりです。それがTwitter上で人気になり、様々な取材や書籍化の話が来ていたそうです。

今回、銭湯図解を書籍にすることになり、約半年間かけて書籍化に向け動いていたそうです。銭湯図解の掲載銭湯は、全部で24軒。そのうち、20件が書籍化のために書き下ろしたものです。

銭湯図解では、銭湯の中の様子が事細かに描かれており、一つ一つの銭湯にエッセイがついています。銭湯の特徴が絵と文字でとても細かく表現されているので読むと思わず銭湯に行きたくなってしまいます!

銭湯は、今どんどん数が減ってきている中、塩谷さんの発信により、若者の間ではひそかに銭湯ブームが起き始めています。塩谷さんは銭湯業界の救世主と言っても過言ではないでしょう。

塩谷さんは、トークイベントやラジオにも出演されており、絵だけではなく銭湯の魅力を様々な形で発信されている素晴らしい方です。

 

塩谷さん情熱大陸への出演

そんな塩谷さんは、3月2日放送の情熱大陸に出演されました。

塩谷さんが銭湯通いを始めたきっかけ、銭湯に転職することになった経緯、どのような思いで銭湯の絵を描いているのかなどが放送されました。その反響はとても大きく塩谷さんのTwitterのフォロワーもかなり伸びているようです。
銭湯図解は、塩谷さんの銭湯への恩返しがしたいという思いが込められた、素敵な本になっています。


エステックアソシエイツは、塩谷さんも好きであろう檜風呂をもっと盛り上げていきます!