インドといえば、ガンジス川で沐浴している人々を画像で見たことがある人もいるかもしれません。そんなインドですが、実は国中にたくさんの温泉地があることで知られています。そこで今回は、インドで有数の温泉地を紹介します。

 

インドは宗教にまつわる温泉地が多い

仏教が生まれた土地でありながら、人口の8割はヒンズー教徒であるインド。ヒンズー教徒によって沐浴は、罪を清めるための信仰的な行為で、水にまつわる場所は神聖な地としてみなされています。

インドでは信仰心が厚い人が多く、「聖なる川」とされるガンジス川には、毎年多くの人が殺到し沐浴を行っています。ガンジス川では汚染が問題になっていますが、インドの人にとってガンジス川での沐浴はとてもありがたいものです。

インド国内の宗教施設には、寺院と一緒に温泉が併設されていることもしばしば。寺院巡りと合わせて温泉で旅の疲れを癒すのも良いでしょう。以降では、インドでも有数の温泉地についてみていきます。

 

ラジギール温泉(ビハール州)

ラジギールは仏教の開祖である釈迦が説法した地のひとつ。地域内には沐浴場として使用されている温泉がいくつもあります。

ただ、あくまで宗教上の信仰行為としての沐浴が重視されており、清潔に整備されているわけではありません。日本人の方の中には衛生面が気になる人もいます。

ラジギール温泉は地元の多くの人が集まる活気のある場所です。バックパッカーのような観光慣れしている人にとっては、楽しめるに違いがありません。一方で、貧困層に属する方も多いので、金銭トラブルに巻き込まれるように注意しましょう。

 

ヴァシシュト温泉(ヒマーチャル・プラデーシュ州)

インドの山間の避暑地にあるヴァシシュト温泉は、なんと寺院内にある温泉です。寺院内に浴槽があり、一般の旅行者も無料で温泉に入ることができます。

ちなみにインドでは、多くの外国と同じように、温泉(沐浴)で下着や布を着用するのが一般的。裸ではなくTシャツや水着などを着用して浴槽に入るのがエチケットです。

雰囲気は昔の銭湯のようで、現地の人達とコミュニケーションを楽しめば、良いの旅の思い出になるに違いありません。

 

日本で温泉気分を味わうのなら檜風呂!

旅先の温泉で疲れを癒すのも良いですが、やはり気持ちがほっと落ち着くのが自宅のお風呂。家にあるお風呂を檜風呂にすれば、自宅でも温泉気分を楽しむことができます。

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