超耐久性木材の特徴(無薬剤)
木材に高温の熱を加えたり、木材の表面を焼いたりすると、木材の耐久性が向上されることは、古代からの知恵でした。 その知恵をフィンランドが中心となり研究開発した超耐久特殊加熱材は、薬剤を一切使用せず「熱」と「水」だけで、木材の耐久性を向上させる高熱乾燥技術を使用した、環境と人に優しい超耐久性木材です。
耐腐性
菌による腐食が原因で木材の重量が減少する度合いを測定するヨーロッパ規格の一つであるEN-113規格に従って行われた試験データ。
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吸水性
木材の含水率が高いほど、一般的に細菌類の繁殖は旺盛で、このことを踏まえて、ここでは超耐久特殊加熱材の耐水性(透水性)について検証している。 試験は、ヨーロッパ規格EN 927-4に従い、スプルースの試験体を、28日間連続的に水中に浸漬させ、試験体の含水率の変化を測定している。
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耐湿性
耐水性とならび、耐湿性は、耐腐性能(および寸法安定性)に、直接的な影響があるといえる。 このことから、異なった相対湿度下での平衡含水率が計測されている。
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寸法安定性
ここでは、相対湿度と形状変化(半径方向の寸法変化率)の関係を、検証している。
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